フードアナリストの資格

フードアナリストの資格

一般社団法人日本フードアナリスト協会が認定している民間資格のフードアナリスト

 

フードアナリストは食事、食文化についての知識を学んで、食育や栄養学、料理の歴史やレストランを分析したり、評価する知識を身につけることができる「食の専門家」になる事ができます

 

フードアナリストになるには!大きく4つの方法

フードアナリストになるには

フードアナリストには1級、2級、3級、4級とあり、一番上位級が1級。

  • 4級から順に合格していかないと上の資格が取れないようになっています

3級以上だと養成講座か通信講座を修了してから2次試験もあり受ける事になります。

 

フードアナリストになるには、いくつかの方法があります。

 

@養成講座を受ける

日本フードアナリスト協会が認める養成講座でカリキュラムを修了した後、修了試験合格で取得。全国で「フードアナリスト養成講座4級・3級講座」が開催されています。

 

A通信講座を受ける

テキストを使って、自分のペースに合わせ資格取得をすることができます。4級講座、3級講座は随時募集

 

B独学で勉強し検定試験を受験する

フードアナリスト教本や問題集・テキストを購入して自分で勉強。全国7都市で年4回開催

 

※地方在住者は自分が住んでいる所で試験が開催されるかをチェックが必要

 

C協会が認める専門学校でカリキュラム修了にて資格取得

代表的な専門学校は「東京調理師専門学校」「神戸国際調理師専門学校」「香川栄養専門学校」「東京観光専門学校」でフードアナリスト養成講座4級があります。

 

フードアナリスト 費用について

フードアナリストの費用

フードアナリストは、あまりに多岐に渡るので、協会ホームページで書いてある受験費用を抜粋します。

 

養成講座を受講する場合の費用

4級

41,040円(税、教本、修了試験料込)
3回払いで42,120円

3級

76,680円(税、教本、修了試験料込)
3回払いで77,760円

2級

79,920円(税、教本、修了試験料込)
3回払いで81,000円

1級

132,200円(税、教本、修了試験料込)
3回払いで133,280円

 

通信講座での勉強の費用

4級

52,920円(税込)
3回払いで54,000円

3級

69,120円(税込)
3回払いで70,200円

検定試験の料金費用は

4級 7,560円

となっております。フードアナリストの資格取得には決して安くない金額がかかりますので、しっかりと取得する用途を明確にしてから受講を決めましょう!

 

養成講座内容・合格点は?

 

4級の養成講座内容

時間:9:30〜18:30

  • 第一章 フードアナリスト序章 
  • 第二章 食空間コミュニケーション 
  • 第三章 食空間の知識と教養 
  • 第四章 菓子・パン 
  • 第五章 サービスとテーブルマナー 
  • 第六章 食空間の演出

【修了試験】30分 45問 7割以上の得点で合格

3級の養成講座内容

時間:前半1日目9:30〜18:30 後半2日目9:30〜18:30

  • 第一章 食育
  • 第二章 食空間コミュニケーション
  • 第三章 ホスピタリティ
  • 第四章 食と栄養
  • 第五章 ワインとチーズ

1日目の修了時に20分20問の試験があり7割以上で合格

  • 第六章 ヨーロッパ菓子
  • 第七章 食と芸術・文化
  • 第八章 インテリアとテーブルデザイン
  • 第九章 日本の伝統と食文化
  • 第十章 地球環境と食

2日目にも20分20問の修了試験があり、7割以上で合格です。

 

講座が終わってからも合格通知が手元に届いて1ヶ月以内に2次試験の小論文を提出する必要があります。手間をかけないと資格が取得できない食育資格

2級の養成講座内容

2級になると、日本だけにとどまらず、アジアの食器や漢方・薬膳、調味料・香辛料、日本の伝統食文化や調理法、中国茶や日本茶、有名店の歴史・特徴、食空間での表現力、マーケティング・レストラン経営があり合計4日間。

 

それぞれの修了試験があり、20問で正解率70%以上が要求されます。

1級の養成講座内容

1級にもなると養成講座は6日間修了しなくてはいけなく、2次試験では味覚・色彩・面接の試験、3次試験では筆記試験が行われ、やっと1級合格になります。
1級の内容を抜粋すると

  • フードアナリスト概論 
  • フードアナリスト食事作法論 
  • ミステリーショッパー論 
  • 飲食店プロデュース論 
  • 商品開発論 
  • 外食産業論 
  • フードアナリストブランディング論 
  • フードアナリスト教育論 
  • 日本の飲料・食品メーカー 
  • 世界の飲料・食品メーカー 
  • フードアナリストメディア論 
  • 美味学 
  • 食の安全性基準 
  • 世界の食品認定制度

かなり広い範囲なことがわかります。6日それぞれ修了試験があり7割で合格。1級にもなると、その後に2次、3次試験があり、それにも合格する必要があります。

 

フードアナリスト Q&A

フードアナリスト Q&A

Q.フードアナリストになると何が変わりますか?

 

A.正式に名乗ることが出来る
テレビなどメディアで活躍することもできます。例えば、アメーバブログで公式ブロガーとして活動している人もいます。

 

Q.受験資格はどうですか?

 

A.満18歳以上の良識ある男女
国籍、性別、学歴等受験資格は問いません。とあるため、年齢に達していれば誰でも受験することができます。

 

Q.フードアナリストって独学で勉強出来るの?

 

A.4級の検定試験7,560円のみを支払って受験する事が可能
@インターネットA書店の2通りの申し込み方法があります。過去問題集がアマゾンで売っているので、それを購入して対策して挑みましょう。

 

4級の在宅受験ができる通信講座を申し込むと、教材として

  • フードアナリスト検定教本4級 
  • フードアナリスト検定問題集4級 
  • 副読本1冊 
  • フードアナリスト手帳

がセットで届きます。これを使って勉強して課題を提出して資格取得を目指すことができます。3級以降だと講座を受けて資格を目指す人が多いようです。

 

Q.最初に3級、2級から受験することはできますか?

 

A.最初に受験するのは4級からと定められています
スタートは4級からで上級資格を取得するためには受験する1つ下の「級」を持っていなければ受験資格がありません。とホームページにあるように、最初に4級を受験し、その次に3級、2級とランクアップしていく必要があります。

 

Q.在宅受験はできますか?

 

A.4級のみ在宅受験ができます
添削問題を提出して、全6回の配点は35点満点中25点以上の必要があります。

 

Q.他の食育系の資格と迷っているんですが?

 

A.迷っている人は、説明会もある
東京が中心ですが、取得方法や講座の内容についての説明、わからない点についての質疑応答もできます。

 

まとめ

  • フードアナリストは食の専門家
  • 4級から学び1級を目指す
  • 学び方も通信講座や専門学校、独学と様々

 

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