温州みかんの読み方教えて!
温州みかんと書いて、読みは「うんしゅうみかん」です
間違った例として多いのは
- おんしゅう
- おんす
などでしょうか
みかんを漢字で記載して、「温州蜜柑」と書かれることもあります。英語ではSatsuma(サツマ)、Mikan(ミカン)と呼ばれています。うんしゅうみかんはWikipediaにも説明があるほど
温州みかんとは
温州みかんは、みかんの一種。木々として温州みかんと呼ばれている他、果実にも温州みかんと名前がつけられているので、スーパーでみかんを買う時に、ブランドみかんとして温州みかんを買った人も多いと思います。
みかんには産地を記名している事が多い
三ヶ日みかん | 静岡県の三ヶ日地方でとれるみかん |
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有田みかん | 和歌山県有田地方でとれるみかん |
新堂みかん | ブランドみかんの有田みかんの中でも、新堂地区で育ったものを新堂みかんと呼ぶ |
媛匠みかん | 愛媛のみかん。皮、果肉の色が濃いみかん |
媛まどんな | 愛媛地方のみかん。愛媛の「媛」を名前につけていて、ゼリーのような果実が特徴。内側の皮が薄い |
その他、熊本県産の糖度が高いブランドみかんを「夢の恵みかん」など地域名とは違う名前で呼んでいることもあります。
温州みかんの産地・温州ってどこ?
温州みかんの温州は中国の地名です。日本の産地ではなく、中国の地名がつけられたみかんです。中国語で正しく発音すると「ウエンジョウ」と聞こえます。このウエンジョウみかんが、温州みかんの「温州」を指す地です。
温州みかんの日本での発祥は鹿児島県の長島地域
最初は約500年前に生産された長い歴史を持つ果物。中国から輸入された温州みかんの種子から鹿児島のみかん農家に受け継がれ、今でも鹿児島のみかん農家で育っているみかんが温州みかんと考えられます。
温州みかんの由来
文献によっては温州(ウエンジョウ)が発祥ではなく、鹿児島が発祥で、みかん農家が、中国の文献を呼んで中国・温州の地名から名前を取ったとしているものもあります。
諸説あるのが温州みかんの名前のルーツ
温州みかんの産地ランキング
今日本で温州みかんを多く作っている収穫量のランキングを調べてみました
参照:果物ナビ
温州みかんの産地は日本全国様々となっていました。
温州みかん 品種・種類は?
温州みかんの品種は大きく6種類あります。
いさお早生 | 9月中旬には収穫できる種類。鹿島地区、平良地区で収穫されることが多く、鹿児島県内で栽培されている率が高い |
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宮川早生 | 古くから栽培されてきた早生の品種、宮川早生。栽培面積においての収穫量が多いので、出回る率が高いのが特徴。早生温州では代表的な品種 |
上野早生 | 宮川早生の変異した枝で作る早生のみかん。酸味が少なくなるのが早く、傷みにくい特徴。ハウス栽培としても人気の品種 |
興津早生 | 宮川早生、カラタチの2つをかけあわせ作られた品種です。成長がとてもはやく、果実が宮川早生よりも早く着色するため育てやすい |
大津4号 | 温州みかん、ポンカンをかけあわせできた品種のみかん。早熟みかんなのに果実が大きい。形はつぶれたような扁平状。糖度が高く、人気の高いみかんです |
青島 | 東海地方を中心に育てられているみかんで、尾張系と呼ばれています。普通品種から変種したものです。時間を置くと甘さが強くなる品種なので、貯蔵しておく品種としてもピッタリ。年内収穫をした後、貯蔵をして1〜3月の頃に出荷を行うことが多い |
多い品種は「いさお早生」や「宮川早生」。地域によっては青島みかんも有名。品種によって糖度が違ったり、扁平状だったり、貯蔵性に富むことがわかります。
温州みかんは栄養満点
温州みかんの栄養価について、みかん一般の栄養素と比較して調べていきましょう。
温州みかんの100gあたりのカロリーは49kcal
実は、温州みかんのカロリー、他のみかんと比較すると低いことがわかります。
清美タンゴール | 45kcal |
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温州みかん | 49kcal |
はるみ | 53kcal |
せとか | 56kcal |
ブラッドオレンジ | 69kcal |
他の品種と比べても100gあたりのカロリーがとても低いことがわかります。
- みかんには、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEが含まれるほか、カリウム、ミネラル、クエン酸、ポリフェノール、セルロースなどが含まれていて、香り成分のオーラプテンやテルペノイドが配合
インフルエンザにも実はみかんが効果的だという説があります
もちろん予防接種を受けていた方がいいわけなのですが「効果的」な食材なので、1日1個、継続的に摂取していくと、周囲で流行しているインフルエンザにもかかりにくくなったりします。
インフルエンザにかかりにくくするには方法
- ビタミンAを取って粘膜を強くする※植物性ビタミンのカロテンは免疫力を高めて治癒を早める効果も
- ビタミンCを摂取してウイルスの抵抗力を高くして、免疫を強くして治癒を早める
- 風邪をひいた時に 消化しやすい身体を温めるビタミンCが大切
温州みかんには、ビタミンAもビタミンCも含まれています。「消化しやすい」ビタミンCは、みかんジュースがぴったり。
風邪をひいた時には食欲がなくなってしまうこともあるので、みかんジュースとして飲み物で体内に摂取させるようにするといいかもしれません。
まとめ
温州みかんのルーツは、中国なのか日本なのか、実ははっきりしていません。元は鹿児島県と言われています。現在では様々な種類の温州みかんが登場し、冬のくだものとして愛されています。
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