フードスペシャリストの資格の難易度って難しい?
フードスペシャリストの資格取得は、そこまで難しいという事はなさそうです。その理由は合格率が80%以上あることから。
ただし、食育関連の資格が在宅で受験できたりすることを考えると、特定の短大や大学に通って指定の履修科目を取得しなくてはいけないフードスペシャリストは大変と言えます
基本となる21単位の科目を履修し、指定の範囲の対策をしっかり行える人には持ってこいの資格
合格ライン・試験内容は?
試験は5択の中から1択を選ぶ選択式で、60問。80分で解きます。フードスペシャリストの試験自体はそこまで難しくはありません。
以下に受験者数、合格者、合格率を書いておきます
平成29年度 | 受験者数4,489人中合格者3,806人:84.8% |
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平成28年度 | 受験者数4,709人中合格者3,954人:84% |
平成27年度 | 受験者数5,213人中合格者4,274人:82% |
合格率はその年によって違いますが、大体80%以上。受験申し込みをして欠席する人もいるかもしれないので、この数字は難易度としては、食育についての専攻があり、単位を修得している人からすると基本的な知識だとわかります。
ただ専門フードスペシャリストになると、合格率が下がります。
専門フードスペシャリスト(食品開発)
平成29年度 | 受験者数520人中合格者96人:18.5% |
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平成28年度 | 受験者数659人中合格者134人:20.3% |
平成27年度 | 受験者数810人中合格者137人:18.1% |
専門フードスペシャリスト(食品流通・サービス)
平成29年度 | 受験者数457人中合格者115人:25.2% |
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平成28年度 | 受験者数502人中合格者156人:31.1% |
平成27年度 | 受験者数648人中合格者189人:29.2% |
こちらも年によって違いますが、20%程度の合格率になります。
併願も可能で、同日受験ができるので、大学3〜4年生に受験を考えているのなら、3年生にフードスペシャリストと専門フードスペシャリストを併願し、不合格だった場合も翌年に挑戦してみることもできそうです。
フードスペシャリストの必須科目
フードスペシャリストになるためには、 大学や短期大学など指定の養成校に入学し、 必修教科の21科目を修める必要があります。この必須科目は以下の通りです。
- フードスペシャリスト論:2単位
- 食品の官能評価・鑑別論:2単位
- 食物学に関する科目:5単位
- 食品安全性に関する科目:2単位
- 調理学に関する科目:2単位
- 食品流通・消費に関する科目:2単位
- フードコーディネート論:2単位
もちろん、記載している単位数は最低単位数なので、それ以上の単位を履修して習得しても構いません。養成校を卒業した後でフードスペシャリストを目指したいのなら、科目等履修生で不足単位を修得することもできます。
フードスペシャリストの資格で、食に関しての専門知識を幅広く学んでいきます。
是非とも専門フードスペシャリストも挑戦しましょう
フードスペシャリストの合格率が毎年80%程度であり、短大、大学進学程度の学力がある人が8割取得できる資格であることを考えると、単位を21単位しっかり取得して食育についての知識を得ている人なら難しくはないといえます。
専門フードスペシャリストになると難易度が上がります
合格率が20%程度であることを考えると、かなりの専門知識が必要なことがわかります。
そのため専門フードスペシャリストを取得したい人は
大学なら3年生で、フードスペシャリスト、専門フードスペシャリストを併願し、もし不合格でも4年生に再チャレンジしてみることをおススメ
計画的に大学の中で自分のスケジューリングを立てて、専門フードスペシャリストの資格取得までしておくと自分の武器になるので就職・転職で役に立ちますので!
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